TAKEO MABOROSHI TERMINAL

2016.12.29

MABOROSHI STAY イベントレポート vol.2 版画家 そだきよしさん

佐賀県武雄市のまちづくりプロジェクト「TAKEO MABOROSHI TERMINAL」のプログラムのひとつである「MABOROSHI STAY」は、地元の方々や地場産業の方々と交流しながら、自分のできることをまちに生かしたいクリエイターが滞在できるクリエイター・イン・レジデンスです。
 
今回のイベントレポートでは、2016年11月後半にショートステイプログラムで武雄を訪れたリトグラフ(石版画)作家 そだきよしさんの、滞在最終日に行われたトークイベントを振り返ります。
 

 
福岡を拠点に、ベルギー、フランス、アメリカ、韓国など、国内外で活躍するリトグラフ(※)作家のそだきよしさん。今回のトークイベントでは、リトグラフとの出会い、普段の作業風景(ムービー)、これからやってみたいことなど、自身の作品を交えてお話しくださいました。※平らな石の面に描画して印刷をする版画/石版画。

 
本格的に石版画を始めるまでは絵画を学んでいたというそださん。披露された自画像の今にも動き出しそうな「生」の表現力やその画力にひたすら圧倒されました。
 

そださんの自画像

そださんの自画像


しかし、作品においては「完成度の高さ」と「面白み」は必ずしも一致しないと語るそださんの作品の中には、あえて外して表現したかわいらしいモチーフの作品も。
 
動物などをモチーフにしたかわいい作品

動物などをモチーフにしたかわいい作品


絵で描けば30分ほどで完成する作品も、リトグラフで制作すると、1つの作品で1週間はかかるそう。しかし、そださんにとってはひとつひとつの製作過程や、長い時間をかけて作る「重み」が魅力なんだとか。
 
今回のイベントでは参加者の方々からそださんに「武雄の楼門をモチーフにした作品をつくってほしい」という要望が出ました。いつもは頭に浮かんだことを作品にしているというそださんですが、こうして地元の方々との交流を通して要望を受け、新しく制作活動を試みるのは「チャレンジングで面白い」と稀有な制作機会に意欲をのぞかせていました。
 

 
クリエイター・イン・レジデンス「MABOROSHI STAY」で活動したそださんからのメッセージ
 
「クリエイター・イン・レジデンスでは武雄への興味、そして地元の方の愛を直接感じることができました。
これで終わらず、様々な角度から関わっていくことで、僕の作品も役に立つのではないかと信じています。」
 



 
MABOROSHI STAYでは、1泊2日から6泊7日で武雄に滞在する「ショートステイプログラム」と1週間から3週間ほど滞在する「ロングステイプログラム」をご用意し、クリエイターやアーティストを募集しています。
滞在希望の方はこちらからお申込みください。

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ABOUT TAKEO MABOROSHI TERMINAL

 
TAKEO MABOROSHI TERMINALは佐賀県武雄市の歴史や伝統工芸の文化、自然豊かな景観の魅力を再発見しながら、未来の世代へと伝える人々を育む、創造的なまちづくりプロジェクトとして2016年に発足しました。

 

1300年もの歴史ある温泉街を有する武雄市街の北部のから、自然あふれる武雄温泉保養村の位置する南部を本プロジェクトのメインエリアとして、西九州の歴史・文化・自然が交差する環境が持つ様々な魅力を通して生まれていく武雄の瞬間を切り取って伝えます。